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1st day 1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
2nd day 10 11 12 |
3rd day 13 14 15 16 17 |
4th day 18 19 20 21 |
5th day 22 23 |
6th day - |
7th day - |
8th day 24 25 26 |
9th day 27 |
10th day 28 29 30 |
11th day 31 32 33 |
12th day 34 35 36 |
13th day - |
14th day 37 |
15th day - |
16th day 38 |
17th day - |
18th day 39 |
19th day 40 |
20th day 41 42 |
21st day 43 |
22nd day 44 45 |
23rd day 46 47 48 49 50 |
24th day 51 52 53 |
25th day 54 55 56 57 58 59 |
26th day 60 61 62 63 64 |
27th day 65 |
28th day 66 67 |
29th day 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 |
30th day 79 80 81 82 83 |
31st day 84 85 86 87 88 |
32nd day 1 |
epilogue Mount Koya |
<26日目 / 26th day>
起きたら04:23。第60番横峰寺に向けて、05:02に出発です。田中屋さん、ありがとうございました。 春とはいえこの時間帯は風が冷たいので、上着の前ボタンをしめて歩きます、そしてすぐに昨日の交差点まで来ました。さあここから試合再開。 さらば壬生川、また合う日まで。 四国山脈を、朝の光が照らします。今日はあの山麓へ行くんだ。 東予ファーマーズ・マーケット。 クレーン車が立ち並ぶ、なかなか壮観です。 四国山脈はなかなか近くなりません。 東の空、日の出です。 国道196号と県道13号との分岐点です。 遠近ごとの山の色合いが美しい。 朝日に照らされながら川を渡ります。 ぼろぼろの車、何となく、「天空の城ラピユタ」の雰囲気。(笑) 鉄橋をくぐります。 そして、大きな道を離れて遍路道へ。第60番横峰寺への道を探します。 赤矢印があるとやはり安心します。 「にじとまめ。パン」、何だかムードある名前の店です。いつか行きたい。 第60番横峰寺への明確な指示がなく、やや迷っているところ、歩き遍路のおじさんに出会いました。道を伺ったところ、やはりこの道でよいとのこと。助かりました、ありがとうございます。 なんじゃこりゃ、伸びたサボテンを壁にくくりつけています。 あの高速道路をくぐって、さらに登って行くのです。 小さな自動車整備工場。 採石場がありました。 採石場のそばにも「遍路道」看板、ありがとうございます。 ここにも「遍路道」看板。 わあ、道に穴。ドラ◯エだと、落ちても怪我ひとつせず下の階に降り立てるんだけど、現実は...。(汗) いよいよ、山が深くなってきました。 森の中へと入って行きます。 遍路道の指示に、背中を押されます。 バケットの外れたショベルカー。 「お願い お時間のあるかた、遍路道の維持にご協力を。次のかたのために草刈りお接待をお願いします。鎌はここにお戻しください。感謝」 ..."草刈りお接待"って初めて見ました。なるほど確かに、看板の下には鎌が置いてあります。ごめんなさい、時間と心理的余裕がなく、草刈りはできませんでした、次にはやらせていただきます。 木が生い茂り、薄暗い。 新緑の季節、こんな奇妙な蔓がにょきにょき。 なかなか到着しません...。時刻は07:39、歩き始めてから2時間半経っています。 ずっと続くかのような山道。いつしか暑さを感じて汗も多くかいており、上着のボタンをはずして風通しをよくして歩きます。 登り続けて... 漸く車道に出ました。 「横峰寺まで0.8km」、よーしあと少しだ!! 緑の中に咲く花。 このベンチ...怖くてとても座れません。(汗) たどり着いたのは横峰寺の裏門。 ということで、境内を歩いて山門に行きます。 第60番横峰寺到着、時刻は08:40。いやはや、山道が本当に大変だった...。そうそう、写真の後ろ姿の人はベルリンから来たという若い女性。登山慣れしているご様子。少し話しましたが、すごくいきいきとした、目がきらきらと輝いた人です。好きなことに打ち込めるって素晴らしいと改めて思いました。 お参りを済ませ、いま来た道を下ることにします。第61番香園寺まで9.2kmとな。 「路肩注意!」...確かに...崩れたら真っ逆さまです。(汗) 大きな倒木をくぐって歩きゆく。先ほど道を教えてくださった歩き遍路さんが登ってこられ、すれ違う際挨拶しました、ありがとうございました。 またまた倒木。 香園寺までの距離を一歩一歩詰めていきます。 「百里を行く者は九十里を半ばとす」...心に沁み入る言葉をありがとうございます。思えば、この歩き遍路も、日程的には終盤に差し掛かりつつあるわけですが、油断することなく、気持ちを引き締めて行こう。 こうして下り続けて... 先ほどの採石場のそばにやってきました。稼働時間帯ということでダンプカーがひっきりなしに往復していました。 ものものしい...。 こうして採石場をあとにし... 平地に出ます。 61番香園寺と、62番宝寿寺、両方への案内板。 部活動の練習でしょうか、子供たち。向こうには四国山脈。 そろそろ香園寺に着くころ... 到着、第61番香園寺です。 境内には、おみやげを売っている屋台を何軒か見かけました。そろそろ何か食べないと...と考え、納経所のかたに問い合わせてみたところ、「すぐそばにスーパーがある」と教えていただきました。ありがとうございます。 なるほど、向こうに見える赤い看板、あれがスーパーです。 歩いて行くと... 更に、スーパーのそばに休憩所を見つけました。ということで、スーパーで買ったお惣菜を、この休憩所で食べさせていただきました。ありがとうございます。汗をかいたこの身体、とんかつやからあげの塩味が本当に美味しく感じます。 再び香園寺の山門そばを通ってから、第62番宝寿寺を目指します。 車通りの多い道。 銅像つき歯医者さんです。 ここを左折とな。 到着、第62番宝寿寺です。時刻はまだ12:46、この調子だと前神寺を越えて三角寺までの距離を詰められそうです。しかしながら、これはタイムアタックではないんだ、初心を忘れるべからず、と思い直します。 同様に、車通りの多い道をひたすら東進。 門構えは特に洋風というわけではないですが、「イタリアンダイニング リフージョ」とのこと。いつか行ってみたい。 吉祥寺、ここを左。ちなみに東京都の吉祥寺と同じ発音、きちじょうじ。 到着!! 第63番吉祥寺です。こぢんまりした落ち着いた寺院でした。車でまわっている家族連れも参拝に来ていまして、曰く「まずは行けるところから(参拝していくつもり)」、とのこと。 参拝を済ませ、更に東進します。途中、熱烈な阪神ファンとおぼしき店が。 大きな鯉のぼりが見えてきました、竿を上下の2段階にして、やや斜めに立てています。 それにしても、大家族の鯉のぼりです。本当の家族構成を反映していたりするのでしょうか?(笑) 太陽光パネルとともに。 コトンコトンと走る予讃線です。 一面のネギ畑。 石鎚神社への案内。しかし、今回は参拝せず、その向こうにある前神寺を目指します。 前神寺、ここを右です。 第64番前神寺、到着。参拝を済ませます。 そして、前神寺から国道11号へ、畦道を通って復帰を試みます。 側溝の中には、巨大な亀が!! 畦道を通り、漸く国道11号に出ます。時刻は15:01、まだまだ歩こう、三角寺までの距離を少しでも短くしておこう。ちょっと両足首が痛いけど、膝は平気、やはりスクワット効果は絶大です。スクワットをまだやっていなかった第1回目の区切り打ち終盤(3日目、4日目)で、本当に本当に膝が痛く苦しかったことが、頭をよぎります。 鯉のぼりの掲げられた小学校を左手に見ながら。新居浜まであと15km...どこまで行けるか? 国道194号との交差点です、あそこを右に行くと山越えして高知にたどり着くのです。そうそう、写真のファミリーマートでお手洗いお借りしイートインにて水を飲みました、ありがとうございます。イートインでは、サイクリングを楽しんでいるらしき2人組(お遍路さんではないよう)が自転車道の話で盛り上がっていました。 川は、ぎりぎり干上がってはいませんでした。 ホテルの廃墟、切ない気持ちになります。 ブルドッグの絵。 相変わらず車通りが多い。 東予信金さんの休憩所あり、休ませていただきました。ありがとうございます。 干上がった川...。 農作業中。 新居浜まで10kmに迫るも、時刻は16:31、さすがにそろそろ休むことを考えたほうがよいか...。 ということで、国道11号を走っている路線バスのバス停を確認しながら歩くことに。ちょうどよい時刻のバスがまだないようなので引き続き東進します。 国道11号同士がここで合流。 ちょうどよい時間に来るバス停を探し続け... 16:54、この「桜木」バス停に決定。今日はここまで。17:01のバスを待ちます。 時刻表、おおよそ1時間に1本のバスがあります。 こうして新居浜行きのバスに乗車。バスは愛媛県総合科学博物館をぐるっとまわってからまた引き返し、新居浜駅に向かいます。 明日の朝、新居浜駅から桜木バス停まで速い時間帯にバスが出ているかな...と時刻表をみるも、ないようなので、明日はタクシーで桜木バス停まで戻ろうと決めました。 宿泊場所は、新居浜駅前の東横インで即決。近隣の飲食店マップまでいただいてしまい恐縮です。荷物を置いて、マップにあったイタリアン pizzeria MARUBUN に行きました、美味しかった!! 美味しさもさることながら、メニューが多様性に富んだ店であり、糖質オフのメニュー(ex. 白滝のパスタなど)にも力を入れているようです。また行きたいぞ。ということで大満足の夕食のあとはホテルに帰り即就寝。 |
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