日ごとの、訪れた寺院の番号は下表のとおりです。数字の色は、寺院がそれぞれ徳島県, 高知県, 愛媛県, 香川県にあることを表します。
Color of numbers in each day means temples I visited in Tokushima, Kochi, Ehime, and Kagawa prefecture.
1st day
1 2 3 4 5 6 7 8 9
2nd day
10 11 12
3rd day
13 14 15 16 17
4th day
18 19 20 21
5th day
22 23
6th day
-
7th day
-
8th day
24 25 26
9th day
27
10th day
28 29 30
11th day
31 32 33
12th day
34 35 36
13th day
-
14th day
37
15th day
-
16th day
38
17th day
-
18th day
39
19th day
40
20th day
41 42
21st day
43
22nd day
44 45
23rd day
46 47 48 49 50
24th day
51 52 53
25th day
54 55 56 57 58 59
26th day
60 61 62 63 64
27th day
65
28th day
66 67
29th day
68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78
30th day
79 80 81 82 83
31st day
84 85 86 87 88
32nd day
1
epilogue
Mount Koya


<08日目 / 08th day>

行程 / Route ロッジ室戸岬〜24番最御崎寺〜25番津照寺〜26番金剛頂寺〜ホテルなはり
Lodge "Muroto Cape" ~ 24th Hotsumisakiji ~ 25th Shinshouji ~ 26th Kongouchouji ~ Hotel Nahari
歩行距離 / Walking distanceapprox. 36[km]
天候 / Weather晴れ / Sunny
要約 / Summary3日ぶりに寺院参拝。そして室戸岬を青空で迎えることができました。ただただ感謝です。
Visited temples after 3 days. The sky above Muroto cape is so blue! Thanks.



朝食は生卵、卵焼き、エンドウ豆、焼き魚、トマト、キャベツなど。大阪から来たというお遍路さんと一緒。出がけ、「お互い気をつけて」「どこかで会えるといいね」と言葉を交わしました。そして、宿のスタッフさんから、大きな夏みかんと、木彫りのコーヒースプーンをいただきました。ありがとうございます。さあ、出発。



よーし、雨はやんだ!!



この調子でいくと、青い空と青い海の室戸岬が期待できそうです!!



白い大師像を観ながら歩きます。



この洞窟で、弘法大師様は修行されていたそうです。洞窟に入って、光明真言と南無大師遍照金剛を3回ずつ唱えました。鳥居が少しだけ水平線に対して斜めなのがちょっと気になった。(笑)



険しい道に入ります。3日ぶりに、お寺に参拝するのです。ああ長かった。



ひたすらのぼる、のぼる。昨日の雨の影響で少しぬかるんでいます。



休憩所です。さすがに息がきれてきます...。



着いた!! 第24番最御崎寺です。



人はまばら、たしか外国人も一人いました。



参拝終了、つづら折りの道路を下ります。



青い海の向こうに広がる室戸の街。かなり大きいです。



徐々に下って行きます。



晴れてよかった〜!!



くねくねした道です。



写真左上の道からくだってきたのです、すごいつづら折り。



ほどなくして、広い国道と狭い遍路道の分岐があり、後者を選びました。小型犬放し飼いのおばあちゃんとすれ違い、「昨日は大変だったでしょう、台風のときはこのへんは雨が『下から降る』という」「遍路道でも国道でも、ずっと行けば津照寺に着くよ」とお声掛けしてくださいました。ありがとうございます。



小さな港。



黒猫さんです。おじいさんがえさをあげていました。



津照寺まであとちょっと。



水と食料をヤマザキストアで買い込みます。



小さな港町を抜けて...



着きました、第25番津照寺です。高台にあり、長い石段が待ち構えています。



スクワットで膝を鍛えてきたとはいえこの角度はちょっときつい。でもこうして振り返ると素晴らしい景色が。参拝するとさっっきの外国人がもう到着していました、車か自転車? (途中のどこで追い抜かされたかわからない...)



参拝終了、ふもとのおみやげ店兼スーパーでまたしても食料調達。おなかが減るんだよね...。食べているとスーパーのかたが麦茶を一杯くださいました。ありがとうございます。



さあ出発、広い国道ではなく狭い路地を行くことに。



鯉のぼりの季節です。



室戸病院とバス。



第26番金剛頂寺の看板が見えてきました。



橋を渡った後、この狭い山道への矢印あり、ほどなくして上り坂がひたすら続きます。



どんどん急に...。左ひざが痛くて厳しいですが、振り返ったときの景色に後押しされます。



これが海の景色。ひとやすみです。



さあ、歩き始めよう。



第26番金剛頂寺、着いた〜。



何と、境内でさっきの外国人にまた会いました。オランダ人とのこと、「ほとんどは徒歩だが車で送ってもらうこともある」とおっしゃっていました。区切り打ちをしていることを伝えると、「私も同じく区切り打ちだけど、(毎回オランダ〜日本間の移動代がかかるゆえ)expensiveね」とおっしゃって笑いました。☆



お寺の境内にこんな建物、もとはガソリンスタンドだったのでしょうか?


出がけ、先述のオランダ人にお接待所のことを教えていただき、伺ったところ熱いお茶とサツマイモ切り身と栗のお菓子、たくさんいただいてしまい恐縮です。更に地図つきで道を教えてくださいました。ただただ感謝です。道がわかりにいそうで「大師さまでも迷った」とおっしゃっていましたが、結果的には全く迷いませんでした。

こういう分岐がいくつか続くのですが、先ほどいただいた地図により、迷わず進みます。



ぽつんとある標識。



森の中を進む。



狭い道。



漸く広い国道に出ましたが、ずっと行っても昼食をたべるところがなかなかみつからず...。



いまは辛抱辛抱。



橋を渡ってから、昼食場所を求めて遍路道に入ってみることに。



そして漸く、小さな小さなお好み焼き屋さんののぼりを発見、迷わず入ります。お好み焼きデラックスと、鶏の手羽先(すごいボリュームだった)をいただきました、美味しかった〜!! ありがとうございます。お店のマダムから、「竹林寺で5/25まで特別公開展示をやってるよ、私も行くかも」と教えてくださいました。よーし行ってみよう。



ありがとう、お好み焼き屋さん!!



筏の店、だそうです。



この季節、蛙の大合唱がほんとすごいんです。



ちょっと雲がでてきた...かな?



スーパーで飲み物調達。支払いのときにくずしたお金で公衆電話、どのあたりまで歩けるかをガイドブックをみて見積もり「ホテルなはり」がよいと判断、すぐに予約しました。



久しぶりに、小さい子供の姿を見かけました。



ほどなくして、山の方へ誘導あり。山越えするのか?



なるほど山越えのようです、徐々にのぼり坂に。(写真は振り向いて撮ったもの)



更にのぼり。



森の中をのぼっていく。



このあたりが一番高いところかな? 海は静かです。そうそう、このあたりで遭遇しました、野生のイノシシ!! こちらの姿に気づくとすぐに逃げて行ったのでことなきを得ました。



こんな暗いところを行く...ちょっと不安になります。でも行く。



合間から見える海。



並行して走る国道はいたってのどか、こっちは息も絶え絶え...。(汗)



漸く国道に降りてきました。あんまりショートカットにはならない山越えだったけど、これもまた面白いものです。



あとは国道をひたすら歩きます。



天気があまりよくならない...。おっ、ホテルなはりの看板発見。



すごく久しぶりに休憩所をみた気が。迷わず入ります。お手洗いをお借りし、テーブルに置いてあった新聞や町の広報を読みながらひとやすみ。



ありがとうございました。



市街地にやってきました。



早く身体を休めよう...。ホテルはまだかな?



なはり駅が向こうに見えます。



いろいろ調べるとどうやらホテルなはりを見過ごしてしまったようで、引き返します。



ホテルなはり、漸く着きました。すぐにお風呂に入ります、少しぬるめのため長めに入れるのがよかった。膝の状態も少しはよくなったように思います。そして夕食、マグロや海老フライや鶏から上げなどボリュームがすごかったですがおなかぺこぺこのためあっという間に平らげました。(笑) いただいた夏みかんを食べ、四国独立リーグの試合(高知ファイティングドッグスvs愛媛マンダリンパイレーツ)を観てから寝ます。


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