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1st day 1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
2nd day 10 11 12 |
3rd day 13 14 15 16 17 |
4th day 18 19 20 21 |
5th day 22 23 |
6th day - |
7th day - |
8th day 24 25 26 |
9th day 27 |
10th day 28 29 30 |
11th day 31 32 33 |
12th day 34 35 36 |
13th day - |
14th day 37 |
15th day - |
16th day 38 |
17th day - |
18th day 39 |
19th day 40 |
20th day 41 42 |
21st day 43 |
22nd day 44 45 |
23rd day 46 47 48 49 50 |
24th day 51 52 53 |
25th day 54 55 56 57 58 59 |
26th day 60 61 62 63 64 |
27th day 65 |
28th day 66 67 |
29th day 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 |
30th day 79 80 81 82 83 |
31st day 84 85 86 87 88 |
32nd day 1 |
epilogue Mount Koya |
<21日目 / 21st day>
ホテルで焼き鮭・納豆・豆腐の朝食をいただいてから、さあ出発。写真の若い男性も一人で歩き遍路、会話はできませんでしたがのちに43番明石寺でも姿を見かけました。 卯之町の、昔ながらの町並みを行く。 高校の前、自転車に乗った女子高生と会釈を交わしました。ありがとうございます。 明石寺までもうすぐです。それにしても、雨...このまま小降りで済んでほしい。 トンネルをくぐる瞬間は、雨合羽を握る手が緩みます。 ここを左に入れば明石寺だ。 あと少し... 着いた!! 第43番明石寺です。早朝ということもあってか参拝者はほとんどいませんでしたが、さっきの男性はいらっしゃいました。 納経所のかたに44番までの道を尋ねたところ、「3歩下がって右をみて、宇和文化の里の看板を行く」とのこと。なるほどこれですね。案内の方法が初期のドラクエみたいな感じで面白い。(笑) 山道のアップダウン、雨は降り続きます。 それほど長い山道ではなく、すぐに舗装された道に出たのですが... 出たのがなんとさっきの第2松屋ビジネスホテルの近くでした、結構遠回りして明石寺まで行っちゃってたようですね。(汗) まぁいいや、タイムアタックではないのだから落ち着いて歩いて行こう。 向こうに卯之町駅を臨みながら歩く。登校途中の学生さんたち(みんな自転車)、すれ違うときに挨拶してくれます、ありがたいですね! そして国道56号に復帰しました。とにかく今日はこの一本道を前進あるのみです。 それにしても、56号に出る前も出てからも、赤い矢印が全然なく、ちょっと不安になることも多かった印象。 いつしか雨がやんできたので、思い切って雨合羽をリュックに収納します。 立ち並ぶショベルカーたち。 青空の切れっ端くらいは見えて欲しいですがそれもなかなか見えない...どんよりです。 県道262号方面への分岐です、左は八幡浜方面。もちろん直進です。 大洲まであと11km、この調子だと昼食は大洲かな...。 一瞬だけ、国道56号と遍路道とが分岐するところがあって、どこに行くかちょっと不安だったこともあり国道56号のままを選びました。写真手前が56号、向こうが遍路道。軽トラのそばをお遍路さんが歩いています。 結局向こうの遍路道とこちらの国道56号はすぐに合流したのでした。合流してほどなくお遍路さんに追いつき、「こんにちは」と挨拶を交わしました。恐れながら、先を行かせていただきました。 大寶寺まで61kmか...2日がかりだなぁこれは。 山が深くなってきます。 こりゃあトンネルがありそうだ、と思っていたらまさにそうでした。 お遍路さん用の、反射たすき。使わせていただきます。 歩道がなく、トラックがそばをとおるときは風圧で怖かったですが、反射たすきのおかげで無事通れました。ありがとうございます。トンネル出口の反射たすき返却所で返却完了、ノートとペンがあったので一言お礼を書かせていただきました。 トンネルを抜けるとそこは大洲市だった。 札掛ポケットパークまであと1kmの案内あり、そろそろ休むかな...。 大寶寺まで54kmか、まだまだ...。 松山自動車道をまたいで進みます。 それにしても、あと1kmといいながらなかなか着かない...距離間違ってない?!(汗) まぁいいや。 こうして札掛ポケットパークにて本日初めての休憩、お手洗いお借りしました。ありがとうございます。 大洲市の市街地に近づいて来たようです。 急カーブの下り坂をゆく。 大きな分岐の手前で遍路道の指示あり。ここからずっと、川を左にみて進むことになりました。 川にすっくと立った、凛々しい鳥です。 川に沿って歩いて行く。 草木が生い茂る道。 雲が低いよ...。 そして、より大きな川「肘川」を渡ります。 学生寮のそばを通ります。 立山連峰の「雪の壁」みたいな岩のそばを通り... 大洲城の天守閣が見えてきました。 こうして、再び56号に復帰完了。そろそろおなかが減ってきたので昼食にするかな。 「たる井」さんで、山菜定食と鶏の唐揚げ、これが美味しかった!! ありがとうございます。店内テレビのNHKニュースでは、大洲市の「富士山公園」でつつじが満開とのニュースが流れており、店員さんたちが盛り上がっていました。出がけ、「56号をずっと行けばよいが、途中の内子で方向変わるかも」と教えてくださいました、ありがとうございます。 雨雲は一向に晴れない中ですが、さあ出発。 伊予大洲駅前の入口です。 車通りはすごく多い道でした。 それにしても雲が低い、常態的に山に巻きついています。 お店の立ち並ぶ界隈に。 ありがたいことに、このあたりで徐々に雨がやんできました。 霊場十夜橋です。 参拝者は多かったのですが、すみませんが先に行かせていただきました。心の中でお祈りしました。 雨は止みました、雨合羽をリュックにしまってから、高架をくぐってひたすら歩きます。 内子線の線路を越えていきます。 ことんことん、内子線の一両列車は可愛いです。☆ この地形...内子線の線路に簡単に入れちゃうよね、危ない。(汗) 明石寺から29.7km歩いてきたようですが、地図と照らし合わせるともうちょっと短いような気も...。いろいろと標識は見てきましたが、ガイドブックの距離と標識の距離とが合わないこともたまにあります。因みに私は、このお遍路記録における一日あたりの距離は、ガイドブックに乗っているお寺とお寺の間の距離から大まかに計算することにしています。(一日あたりの距離を全日分足した結果が、ガイドブックに乗っているトータルの距離になるようにしている、ということです) 緑一色の中に咲いたつつじ、補色をなしていてきれい!! 農作業中のおばあちゃん。挨拶を交わしました☆ すっかり雨は止んでくれました、助かった〜! なんと、レストハウスドラえもん!!(笑) 遍路道、ここを左に行けとな。よーし行ってみよう。そろそろ内子だ。 誰もいないひっそりとした道。 緑のトンネルに向かって突き進む。 雨上がりのため、緑のトンネル内は湿度が高い。 どんどん森の中へ入って行くんだけど、ちゃんと内子市街にたどり着けるだろうか?? トンネルは下り坂。 ちょっとだけ、日本ではないような雰囲気も感じる風景。ケロケロ、ホーホケキョの大合唱の中を進んで行きます。 漸く、狭いけど舗装された道路に。 運動公園に出て、お手洗いをお借りしました。ありがとうございます。今まで歩いて来た道が記された「四国のみち」案内図。 内子市街まであと少し。 内子駅の高架をくぐります。日差しが出てきました。 遍路道は、ここを更にまっすぐです。 この川を左へと渡れば、内子市街。 とっても落ち着いた町並みで、癒されます。赤ん坊を抱いた若いお母さんや、制服を着た少女など、若者や子供が多く、そしてみんな会釈していってくださいます。ありがとうございます。 すごく狭い道を発見、先に何があるのか気になる...。 内子に、いくつか泊まれるところはあることを自分の眼で確かめたので、もうちょっと行ってみようと決めました。このY字路を右です。 今日中にどこまで行けるか?! 日本では珍しい、モーターグレーダー発見。思わず撮ってしまいました。 ここから先に泊まれるところがあればベストなのですが、あるかどうかわからないため、この道の駅にて、お兄さんに質問。結果、「宿らしい宿はない」とのこと...。残念。 物は試し、行くだけ行ってみることにします。上空には松山自動車道の高架。 川を右下に見ながら進みます。泊まれるところの情報はないかなと眼を凝らしますが特に看板などはなし。 七反バス停です、内子に帰るバスまでまだ時間があるのでもう少し先に進んでみよう。 竹やぶ、そして背の高いタケノコがにょきにょき。春です。 それにしても、なかなか情報がない...。 右手に川、がずっと続く。 小さなお店があります、あそこで尋ねてみることにしよう。 福岡酒店さん、宿泊施設について尋ねたところ「無料ならトンネルを出たところにある、有料はわからない」とのこと。無料のところに泊まることも少し考えましたが、ここは引き返そうと決断。情報ありがとうございます、福岡酒店さん。カロリーメイトを買うに伴い公衆電話用の10円玉ゲット、さっき内子で見た「松乃屋旅館」さんに電話して素泊まり予約。 自動販売機で物を買う子供たち。 石浦バス停から内子へ帰ります、17:38までバスが来ないのでベンチで休憩。 小さなバスが定刻通り来ました、「ヘーイ」と明るいかけ声がナイスな運転手さん。(笑) 地元の女子高生たちも乗っています。バスにはアナウンスの機能はないものの押しボタンはありました。内子到着、 280円也。写真は内子駅、時刻は17:50です。 松乃屋旅館に歩いて到着。地図によると大寶寺近くに国民宿舎がありますが、その手前での宿確保は難しいと考えたため、「明日は朝3時には出発したいが大丈夫でしょうか」と尋ねたところ、ドアの開け方を教えてくださいました。ありがとうございます。さて晩ご飯は...と思い、市街地を歩き回ってみます。 見つけたのが、「洋食屋マザー」さん、チキン香草焼き+ミックスフライ+ポークと野菜のジンジャーソテーが美味しかった!! 店内の雰囲気もすごくよかった。ありがとうございます。 出がけ、シェフも出て来てくれて挨拶してくださいました。ありがとうございました。宿に帰り、明日の3時出発に備えて、素早く入浴して20:20に寝たのでした。足の薬指に豆ができていますが、つぶすと余計痛いのでつぶさずに耐えます。(笑) |
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