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<01日目 / 01st day>
夜行バスは、ほぼ定刻通り徳島駅に到着。そして、6:40発高松行きの高徳線普通列車に乗り込み、到着したのは板東駅。さあ、曇り空の中を歩き始めます。 (それにしても、「坂東」と間違えやすい駅名だ...。) 曇り空をバックにした板東駅。さあ、巡礼が始まります。 さっそく、第1番霊山寺の案内を見つけました。 第1番霊山寺の入り口。 第1番霊山寺に到着。お札、ろうそく、線香、納経帳、輪袈裟、数珠を買いそろえました。そして、お経のあげ方など一通りの作法を教えていただきました。第一歩を踏み出したんだなぁと実感。 第2番極楽寺です。(霊山寺からほどなくして到着) 初めて、鐘をつきました。お経を読みあげようにも慣れず、たどたどしくしかあげられません。隣の巡礼者はスラスラ読経していました。すごい。納経の際、「四国遍路1200周年スタンプ」をいただきます。次の節目は1250周年とのこと、係の女性が「50年後は(生きているかというと)厳しい」とおっしゃっていました。(笑) ひたすら、高徳線に沿ってあるき続けます。 高徳線の気動車。そうそう、写真はありませんが、朝ご飯を食べていなかったのでセブンイレブンのイートインで遅い朝食をとりました。こういうときにイートインがあると大変助かります。 セブンイレブンの面した交差点の横断歩道を横断する際、車に乗ったマダムが会釈してくれました。お遍路をやっている人を大切にしてくれる文化を感じました。ありがたいことです。 セブンイレブンから歩いてすぐ、第3番金泉寺に到着。大通りから少しはなれたところにあります。 金泉寺を出ます。 「同行二人様 男性:決意の丸坊主、女性:覚悟の丸坊主」を掲げたスゴい床屋さん発見!!(笑) 桜がきれいな季節です。青空に映えて本当に美しい!! 第4番大日寺に到着。行くまでに少し迷いました。第5番地蔵寺のお姿を先に見ないで行きたいなという気持ちがあり、狭い路地を通っていたら、北側の袋小路に迷い込んでしまったためです。でもすぐに大きな道に復帰。高速道路の下をくぐってから更にながい距離歩き、漸くこの大日寺に到着とあいなりました。途中、行き交う人たちはみな笑顔で会釈してくれます。ありがたや。私も会釈を返します。 そしてすぐに、第5番地蔵寺に到着。納経所の女性、むかし住んでおられたところが私が幼少期過ごしたところと近く、軽く話が盛り上がりました。(笑) 「訪れる順番は関係ない、大切なのは心です」とエールをくださいました。ありがとう。 おなかが減ったなか、更に歩き続けるも、なかなか昼ご飯食べられそうなところがない...と思った矢先、見つけたのがこの食堂。即決。美味しかった!! 食後、店員さんにお札を渡したら、デコポン一個くださいました。ありがとう。 ひたすら歩き続けます。この「四国のみち」石碑、至るところに建てられており、私たち巡礼者を勇気づけてくれます。 また石碑発見。 そして到着、第6番安楽寺。珍しく、お経を読み上げる場所に係員さんがいらっしゃり、私の慣れない読経が聴こえたらしく、なんと「日本のかたですか?」と聞かれてしまいました。(笑) はい、普通の日本人です。(笑) よっぽどたどたどしかったんだろうな、私のお経...。 安楽寺を出てから暫く、定年退職後全国を歩き回っているというおじさんと、一緒に歩きます。何でも、東海道や中仙道を徒歩で制覇したらしい。すごい。これから通し打ちするそうで、5日分くらいの宿は確保済みとのこと。計画性あるなぁ。私なんで宿は行き当たりばったりでしか考えてない...。(汗) 第7番十楽寺到着。お経をあげる際、一瞬ご本尊真言が見当たらなかったが、近くのかたに教えていただいてすぐ見つかりました。ありがとうございます。 十楽寺から熊谷寺までの道中、大きな木いちご発見!! 熊谷寺の門、見事な桜です。 第8番熊谷寺到着。石段が長かった...。あと、本堂と納経所がかなり離れていました。 幹線道路にほぼ垂直にのびる狭い道を下って行き、第9番法輪寺に到着。本尊を遠くに拝むことができました。時刻はもう16:45、本日はこれにて終了。 さあ、宿はどこにとろう。第10番切幡寺に近づくほう、なおかつ宿が多そうなほうに行ってみよう。 10番切幡寺まで近づいてから宿を探そうということで、まだ歩きます。へんろみちでなく、広い車道をひたすら。そのほうが少し遠回りではあるものの、宿が見つかりやすいと予想したためです。歩き行く道を西日が照らします。...ですが、歩いても宿らしい宿は見当たらず、徐々に不安に。 県道12号?との交差点で「うどん亭八幡」あり、宿泊できるということで即決。 |
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