日ごとの、訪れた寺院の番号は下表のとおりです。数字の色は、寺院がそれぞれ徳島県, 高知県, 愛媛県, 香川県にあることを表します。
Color of numbers in each day means temples I visited in Tokushima, Kochi, Ehime, and Kagawa prefecture.
1st day
1 2 3 4 5 6 7 8 9
2nd day
10 11 12
3rd day
13 14 15 16 17
4th day
18 19 20 21
5th day
22 23
6th day
-
7th day
-
8th day
24 25 26
9th day
27
10th day
28 29 30
11th day
31 32 33
12th day
34 35 36
13th day
-
14th day
37
15th day
-
16th day
38
17th day
-
18th day
39
19th day
40
20th day
41 42
21st day
43
22nd day
44 45
23rd day
46 47 48 49 50
24th day
51 52 53
25th day
54 55 56 57 58 59
26th day
60 61 62 63 64
27th day
65
28th day
66 67
29th day
68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78
30th day
79 80 81 82 83
31st day
84 85 86 87 88
32nd day
1
epilogue
Mount Koya


<04日目 / 04th day>

行程 / Route ファミリーマート前〜18番恩山寺〜19番立江寺〜20番鶴林寺〜21番太龍寺〜平等寺に行く分岐点
In front of FamilyMart ~ 18th Onzanji ~ 19th Tatsueji ~ 20th Kakurinji ~ 21st Tairyuji ~ Deverging Point for 22nd Byoudouji
歩行距離 / Walking distanceapprox. 33[km]
天候 / Weather晴れ / Sunny
要約 / Summary早起きして、痛い足を何とか動かし続けて21番太龍寺まで到着、第一回目区切り打ちはここまで。第二回区切り打ち開始までに足を強化しなければと痛感。
After getting up so early, I walked up to 21st Tairyuji, while my knees aches so hard. The first "Kugiri-Uchi" (continual pilgrimage) is over. I need stronger legs before beginning 2nd continual pilgrimage.



どの寺も、開門は7:00で統一されているようなので、恩山寺に7:00に着くことを想定して早起き。4:30に宿を出たのでありました。真っ暗なおかつ寒い、こんなに寒いとは思わなかった...。さあ、歩き始めよう。



5:00、昨日のファミリーマート到着。おでんを買って食べました、これが朝食。そうそう、コンビニのチキンって私は結構好きで頻繁に食べるのですが、朝早い時間帯だと揚げていないことが多いようですね。このときもそうでした。朝からチキン食べる人は少ないから??



まだ暗いけれど、車は結構たくさん走っています。



明るくなってきました。グリーグの「ペール・ギュント」の「朝」が、心の中で鳴り響きます。



太陽が出てまもないころ、休憩所到着。身体が温まりました。



休憩所からみる日の出。この日は、前日とはうってかわってよく晴れたのです!



何と、関西方面への高速バスが。



朝日によってできる、私の影法師です。



第18番恩山寺への分岐です。



牛舎あり、ちょっと臭う。(笑) さあ、寺へはもう少し。坂道を歩いていると、車のお遍路さんがどんどん追い抜いて行きます。ちょっと両膝の上がきついけど、これくらい何でもない!!



第18番、恩山寺到着!! 狙った7:00ぴったりに着いたのでした。驚いたことに、もうかなり人がいます。熱心だなぁ。



立江寺までの道、なんとこんな竹やぶの中を行けとな...。



竹やぶを抜けてから、きちんと道しるべがあって、安心。


お遍路も4日目となり、気づいてきたのは、視界から道しるべ(赤い小さな矢印)を検索する能力が高まっていることです。(笑) 人間、慣れってすごいなぁ。そして、これだけたくさん道しるべをつくってくれた、たくさんのお遍路さんの先輩たちには、本当に頭が下がります。
それにしても、立江寺までの道のりはかなり長い印象。やはり両膝の上が少し痛い状態が続いているため?


立江寺より少しまえにある小さな店でウーロン茶を買い、飲みながら行きます。このストアの店員さん、「立江寺まではもうすぐですよ」と仰ったのですが、ちっとももうすぐじゃなかった...。(汗)



「関所寺」と呼ばれる、第19番立江寺に到着。きちんとした心がまえでいかなければ...と、門をくぐる前に少し緊張。納経してくださったのは若いお兄さんが、「次の鶴林寺までは13km、途中の店といったら5km先のコンビニくらいしかない」と教えてくださいました。こりゃあ食料補給しておいたほうがよさそうだ。朝おでんを食べただけでおなかがすいていたので、立江寺前の小さな店でバナナ一束とロールカステラとどら焼きを買い、バナナ数本を残して全部一気に食べてから、さあ出発。



攻撃的表情の猫!!(汗)



保育園、この日は卒園式ということで賑わっていました。



一転、ぽけーっとした表情の犬です。



野菜直売所。品数が多い。うまい棒や総菜パンまであります。



全体像です。



天候に恵まれた日。暑いくらいです。



22号線に出て、広い道となりました。大きなトラックが轟音を立てて歩行者の近くを走る、ちょっと怖い。



遠くの山々にはまだ雪が。



漸く、立江寺のお兄さんが仰ったローソンが見えてきました。ローソンでは、カキフライ2個、チキン、マカダミアナッツ&アーモンドを補給。いやはや、たくさん歩くとおなかが減る...。



青空と桜と、続く道。



そろそろ昼食ということで、このあたりで有名という「あおき」に入ることに決めました。(ガイドブックに書いてあった店) すごく立派な店構えです。移転・改装したばかりとのこと。11:30開店であり、着いたのは11:20くらいだったのですが入店させてくださいました。ありがとうございます。



これが店構え。阿波尾鶏の定食を食べました、鶏肉の身がひきしまっていて美味しい!! 食べ終わるころから、店は混み始め、あっというまに満席に。早く着いてよかった。法事など、家族での利用が多いようです。会計時、飴4つを店員さんからいただきました、ありがとうございます。



鶴林寺までの道のりは途中から山道(登り)になります。



振り返って見下ろした風景。



林の中をひたすら歩きます。



木漏れ日が美しい。でも、脚は相変わらず痛む...。(汗)



鳥瞰図の看板を見つけました。



その向こうには絶景が。



漸く、第20番鶴林寺に着きます。この日は区切りうちの最終日でして、この鶴林寺で一旦終了とするか、それとももう一個先の太龍寺まで行くかどうか、ちょっと迷います。納経所のかたは、「太龍寺までは約6kmの山道だから3時間で着くと思う」と言ってくださいましたが、正直不安。でも、「迷ったときは前に出よう」と勇気を出し、太龍寺に向けて歩き出します。



下りの階段は、膝に堪えます...。



のどかな光景。



細い橋をわたります。このあたりで、腰の曲がったお婆さんと会い、少し言葉を交わしました。「今日はぬくいねえ、ちょっと前まで雪が降って寒くて大変だった」とのこと。お遍路にこまかく道しるべができたのは「ごく最近のこと」と仰っていましたが、おばあちゃんの基準ではどれくらい前なんだろう?(笑) あの自動販売機のところを左へ進みなさい、と教えてくださいました。感謝。



深緑の川の流れ。



せせらぎのそばをひたすら歩いて行きます。



とぼとぼと歩く犬も追い越し、ひたすら歩く。



とぼとぼ...。



膝が痛い状態は続きますが、のぼりのほうが膝への衝撃は少なく、楽といえるのです。



さあ分岐点まできました、あと少し!! この分岐点を右に行けば太龍寺、まっすぐ行けば第22番平等寺です。次の区切り打ちはここの分岐点から再スタートがいいかなと思い起ちました。



漸く着いた、第21番太龍寺。思ったより早く着きました。



深い山にぽつんとある、まさしく秘境の寺です。



境内はかなり広く、立派な石碑などが建っています。



この太龍寺は、歩き以外だと、ロープウェイで参拝するしかないようで、ロープウェイ乗り場は大賑わい。一回目の区切り打ちは本日で終了、これからロープウェイで山を下って宿探しをすることにします。納経所にて近くに宿はないかときいたところ、ロープウェイを下ってすぐのところにある「道の宿そわか」を勧めてくださり、即決。公衆電話で早速予約したのでした。



嗚呼、一回目の区切り打ちが終わろうとしています。ロープウェイからの眺めはまさしく絶景。海まで見えます。



四国の険しい山々...。濃淡が美しいです。



「道の駅そわか」さんに到着。



そわかさんは、スタッフさんたちの笑顔、お風呂の湯加減、夕食・朝食、すべてGoodでした。素晴らしいです。ちなみに、飼われているパグが可愛い。(笑) またお遍路をすることになったときは泊まりたいです。次の日、宿から一番近い「和食東」バス停から、徳島駅行きのバスに乗って、帰還したのでありました。これにて第一回目の区切り打ちはおしまい。


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