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1st day 1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
2nd day 10 11 12 |
3rd day 13 14 15 16 17 |
4th day 18 19 20 21 |
5th day 22 23 |
6th day - |
7th day - |
8th day 24 25 26 |
9th day 27 |
10th day 28 29 30 |
11th day 31 32 33 |
12th day 34 35 36 |
13th day - |
14th day 37 |
15th day - |
16th day 38 |
17th day - |
18th day 39 |
19th day 40 |
20th day 41 42 |
21st day 43 |
22nd day 44 45 |
23rd day 46 47 48 49 50 |
24th day 51 52 53 |
25th day 54 55 56 57 58 59 |
26th day 60 61 62 63 64 |
27th day 65 |
28th day 66 67 |
29th day 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 |
30th day 79 80 81 82 83 |
31st day 84 85 86 87 88 |
32nd day 1 |
epilogue Mount Koya |
<17日目 / 17th day>
ホテルで朝食をいただき、さあ出発。天気は今日も晴れです!! バスは8:20発。ということで少しだけ散策。 こちらは、駅とバス。 駅のホームには、土佐くろしお鉄道宿毛線。 待合室は人多し、特に高校生。 さらば、中村駅。また会う日まで。バスは8:20ちょうどに発車しました。運転手さんは乗客全員に降りる場所をきいておりまして、私との会話:「どこまで?」「四国電力前まで乗ります」「土佐清水の、だね。みんな歩くんだね〜」。そして、発車ほどなくして、1000円札が必要なことに気づき、下ノ加江小学校前バス停でとまったときバス内で両替しようとするもできなかったのですが、左斜め後ろのおばあちゃんが両替してくださいました。ありがとうございました。下ノ加江下浦バス停で降りていかれました。 9:17に四国電力前バス停に到着、さあ試合再開です。写真は渭南病院、すごく大きな病院のようです。するとほどなくして、すれ違ったおばあちゃんから、その渭南病院への行き方を尋ねられました。「あの信号を左です」と案内させていただきました。 延光寺までの道のりとしては、半島をぐるっと時計回りに回ってアプローチする方法と、既に通った下ノ加江などの道を引き返してアプローチする方法があります。どうせ行くなら少し遠回りでも通ったことのない道をいきたい!ということで、この日は半島を行けるところまで時計回りで行くことに。 半島を時計回りにまわるため、一貫して、海は進行方向左手です。 足摺サニーロードをひたすら歩く。膝は痛くなくても、足の指と足首が痛いのですが、歩き続けるに連れて少しずつ和らいでいきます。 奇岩の数々。 ごつごつした洗濯板のような岩です。宮崎県青島のようなもの? この日もよく晴れて、日差しは強かったです。 車の数は結構少ない印象。 早くもおなかが減ってきたのでそろそろ昼食が欲しいかなと思い... あったのがこの「めじかの里」道の駅。からあげ定食、クリスピーで美味しかった!! ありがとうございます。 産直の野菜がたくさん並び、人が多かったです。 子供たちの社会科見学。 ありがとうございました、「めじかの里」さん。 なお、隣には牧場がありました。 さて、歩き始めます。遥か向こうに見えるのは海中博物館、いつか行ってみたい。 サニーロードの名にふさわしく晴れてくれてよかった。 ここにもあった洗濯板、そして海の色がきれい...。 トンネル、補修中のため全区間車が一方通行でした。 海と、こんもりした山。 地球が丸く見えたりしないかな...見えたとしてもレンズの収差か。(笑) 海と森はひたすら続きます。 向こうに街が見えてきました。 するめの直売所、いい香りです。買わず素通りでごめんなさい...。 久しぶりの休憩所で一休み。ただいま14:12。どんなに急いでも今日中に宿毛到着は無理だから、どこか途中で宿を探すか、バスに乗って宿毛までワープするしかないのかな...。 そして久しぶりにあった遍路道の指示。ここを左へ行けとな? 月山神社まで3.6km? よーし行ってみよう。しかしここからが長かった...。(汗) ほどなくして山あいの街に出ます。 海と山に囲まれた道を行く。 そして上り坂となり、さっき見た街並がきれい、しかしここからが大変だった!! ザ・山道です、そして蜘蛛の巣が多い!! 昨日の足摺岬の夕方以上かも。 遍路道の石碑。 そして蜘蛛の巣だらけの山道が続く。傾斜がすごい! 番外霊場の月山神社、鳥居の外からお参りしました。(写真なし) やっと平坦なところに来たと思ったら、また山道へ。 高いところから見える四国の山々。 こういう道のほとんどに、蜘蛛の巣がかかっていて行く手を阻みます。手も頭もリュックも蜘蛛の巣でベトベト、何とも気持ち悪いのですが、蜘蛛にも迷惑かけているんだよね...申し訳ないです。(汗) それでも嬉しかったのは、地元の子供たちが書いた、お遍路さんを応援する札があちこちにあったこと。「おへんろさん いつもたくさんあるいて すごいなとおもいます がんばってください」など。元気が出ますね!!☆ 入り組んだ枝をくぐるのが大変!! 道なのか道じゃないのかよくわからないようなところで、本当にこれで合っているのかさすがに心配になります。 それでも、信じて歩き続けると、いつしか海がそばに。こんな遍路道、初めて...。 大きな石の敷き詰められた海岸で、疲れた足には堪えます。地名は「赤泊の浜」とのこと。 何とか道路に上がります。上がる過程で、あわや手を地面につきそうになりましたが、ぐっとこらえて2本の足だけで登りました。相撲のルール適用。(笑) 舗装された道路に出てからもまた長かったのです。ひたすら、うねうねした道が続きます。 本当にこれで合っているか自信がないことも多い中、石碑があると安心します。 やっと大きめの道に出ます。ここで一瞬道を逆に行ってしまったのですが、標識をみて復帰。 日が暮れてきました、宿は当然まだ取っていないのでどうしようか...。 秋の日はつるべ落とし、日は暮れてそして寒くなってきました。気持ちに焦りが出てきます。考えてみれば、蜘蛛の巣だらけの山道やごろごろ石の海岸を、本当に遍路道なのかという不安を心の片隅に抱えたまま行くということで、この日はお遍路の中では精神的にハードなほうの日だったと思います。それでも、正確な地図と舗装された道路があるだけ、昔の人よりは恵まれているのでしょうね。 夜闇に浮かぶ、「道の駅大月」。ここでお手洗いを借りました。ありがとうございます。 大月分校を右に見ながら歩き、亀尾バス停を通ります。泊まるところ、このあたりにはどうやらないようなので、バスで宿毛に行って探すしかないと考え、バス停の時刻を見ました。...宿毛方面のバスが来るまで、もう少し時間があるので、あとちょっと先へ行こう。 そして更に歩いていくとスリーエフあり。夜歩いている中でコンビニの明るい光を見るとやっぱり安心します。やっぱり現代人って恵まれているものだと感じます...。 でも、特に何も買わず素通り。(汗) そして大月町の役場の前にたどり着きました、写真はバス停そばの雰囲気のよいレストラン「ピノッキオ」、時間があればここで夕食とりたいが残念...。いつか行きたい。 大月役場前のバス停です、宿毛方面へのバスを待ちます。今日はここまで! さらばレストラン、いつか行きます...。 そしてバスに乗ります。明日通る道を先んじてバスで通ることになるため、景色は明日の楽しみにとっておこうと思い(笑)、バスの中では目を閉じておりました。くたくたに疲れており、途中からすっかり夢の中...。宿毛駅降車時、運転手さんが大月役場前へ行くバスの乗り場は1番乗り場だと教えてくださいました。ありがとうございます。 明日は8時ちょうどのあずさ2号...ではなくバスにのろう。 さあ、おなかが減った...ということで探してたどり着いたのが高知で有名なラーメン屋豚太郎、みそチャーシューメンと餃子が美味しかったこと!! ありがとうございます。食べ終わったあとは宿探し、遠くからでも見える大きなホテル「マツヤ」ならきっと満室ということはないと信じ、電話なしで訪ねたところ予約OKとのこと、即決。浴槽にお湯をたっぷり溜めて、蜘蛛の巣でべとべとになった体を洗いました。ああ、なんだかんだで恵まれている...。(笑) すべてのことに感謝です。さあ、明日は区切り打ちの最終日だ、気を引き締めて行こう。 |
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