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1st day 1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
2nd day 10 11 12 |
3rd day 13 14 15 16 17 |
4th day 18 19 20 21 |
5th day 22 23 |
6th day - |
7th day - |
8th day 24 25 26 |
9th day 27 |
10th day 28 29 30 |
11th day 31 32 33 |
12th day 34 35 36 |
13th day - |
14th day 37 |
15th day - |
16th day 38 |
17th day - |
18th day 39 |
19th day 40 |
20th day 41 42 |
21st day 43 |
22nd day 44 45 |
23rd day 46 47 48 49 50 |
24th day 51 52 53 |
25th day 54 55 56 57 58 59 |
26th day 60 61 62 63 64 |
27th day 65 |
28th day 66 67 |
29th day 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 |
30th day 79 80 81 82 83 |
31st day 84 85 86 87 88 |
32nd day 1 |
epilogue Mount Koya |
<25日目 / 25th day>
さあ、久しぶりに区切り打ち再開。54番延命寺の納経時間が7時からであるため、早めに前回の地点に着いている必要があります。ということで、伊予北条のユースホステルに宿泊し、朝の3時少し前に出発。大浦の道の駅まで、タクシーで向かうのです。あたりは当然真っ暗...。 新聞の印刷所は稼働しています、まさに大忙しな時間帯。 そして、ユースホステル近くの北条粟井交通さんにて、予約してあったタクシーに乗車、道の駅風和里まで送っていただきました。ありがとうございます。写真は、第4回区切り打ち終了のときにも撮った、ガードレールです。さあここから試合再開!!☆ こうして歩き始めたのですが、海沿いの国道196号、街灯がない区間がかなり多い、そういう区間では本当に漆黒の闇で足元が見えないくらい。気をつけて歩いていきます。地上は漆黒の闇でしたが、夜空の星は本当に鮮明でした、天の川がはっきり見えました。 少しずつ、黒い空が青くなってきて... 空に映えるは、太陽石油さんの基地。 早朝でもダンプが行き来していました、お疲れさまです。 番外霊場への指示あるも、そのまま進ませていただきました。 早朝の瀬戸内海です。波は穏やか、空は雲一つない快晴です。 これは面白い。民家の庭に、ペットボトルでできた飛行機。なかなか細部まで作り込まれています。 お遍路25日目の太陽が昇ります。 太陽のほうへと歩き続ける。 遍路道に入りました。季節は春、花が美しい。 延命寺まであと少しです。 人が手でバーをどかして通るタイプの踏切です。 遍路道のはるか向こうにはクレーン車群。 延命寺に向けて、ここを右に曲がります。 朝早くから農作業、お疲れさまです。 小学校のグラウンドを左に見ながら歩き... すぐそこまで来ました。 54番延命寺に到着、時刻は07:03。納経時間開始にほぼ合わせることができました。朝一番ということもあり、先客はおじいさん一人だけでした。 蝋燭を灯し、線香に火をつけ、般若心経を唱え...一連の流れが本当に久しぶりに感じました。納経後、先客のおじいさんと言葉を交わします:「どちらから?」「横浜からです」「ぼくは九州からです、お疲れさまです」。どうかお気をつけて。 境内には、「55番南光坊はこっちだよ」の指示。よーし行ってみよう。 住宅街をゆく。 指示が明確で助かります。 のどかな畑。ケロケロ、ケロケロと、カエルの大合唱が聞こえてきます。 この遍路道、墓地の中を突っ切るようです。 墓地に向かう道。 墓地への階段にもきちんと赤矢印が。 ここからは墓地なので写真は控えます。途中、蜂に追いかけられそうになったため、走って何とかかわしました。 墓地を抜けて、再び市街地に出ます。 なかなか面白い建物。住宅のようです。 車通りの多い道に出ても... たまに、きちんと矢印が描いてあると、安心します。 つつじの花が綺麗な季節。 木の札による案内、ありがとうございます。 第55番、南光坊に到着。 当初、山門ではない入口から入ったため、山門のほうに行って撮影させていただきました。 境内には、泰山寺への道を示す木札。よーし行ってみよう。 この道をまっすぐ行く、とな。 よく見ると、電柱に、「泰山寺 まっすぐ」のお札が。 現代的なデザインの教会あり。 側溝に沿って歩きゆく。 まっすぐまっすぐ進み続けて、漸く右手に見えて来たのが第56番泰山寺。 堂々たる雰囲気です、泰山寺。 お参りを済ませてから、出入り口付近で「55<---->57」なる看板。さあ行こう。 まっすぐ行くと龍泉寺(88カ所には入らないお寺)、左に行くと57番栄福寺、左折を選びます。 龍泉寺さん、またの機会によろしくお願いします。 遍路道を、まっすぐ進みます。(よく見ると上向きの赤矢印が見てとれます) 休憩所がありましたが、休まず歩くことに。 川沿いを行きます。 そして川を渡ります。 川の水は少ない印象。 栄福寺、ここを右折し1.3kmとな。 今度は川を右に見ながら歩く。 工事中です。 そしてここを左に入るとな。よーし行ってみよう。 すると、こういう舗装された白く細い道が。ええと、あれでしょうか、界王様のところに通じる「蛇の道」...(笑) 「蛇の道」を抜けて、また左に入る指示。 さあ、すぐそこです。 第57番、栄福寺に到着。時刻はまだ09:55です。般若心経の読経中、大きなスズメバチが頭上にずっといるという恐怖を味わいました(汗)、しかしめげずに読経完了。 納経所のかたが、「歩いていかれますよね、58番へはまず境内を出てから左、のぼっていって頂上です」と教えてくださいました。ありがとうございます。ということで、あそこを左に曲がって58番に向かう山登りに入ります。 山へと向かう道です。 ショベルカーのそばを行く。 木陰に向けて伸びる道。 対面交通が可能な歩道。(笑) 天候のためか、水はほとんど流れていませんでした。 養鶏場のそばを行く。 鶏の鳴き声がかなり大きかった。 緑が深くなってきました。 池のそばを歩く。 池の水は... 美しい深緑です。 一本道が続きます。 振り返ると...結構高くまで来たんだなぁと改めて思います。 一旦車道に出ます。 あともう少しだ、と言い聞かせながら... 登っていきます。 遥か向こうに、さっきまでいた今治の街並みが。 仙遊寺の門まではあと0.1kmだけど、本堂までは徒歩20分...あと少しあと少し。 なるほど山門にはすぐ到着したものの... 最後の急階段がなかなかきつい。 こんな感じの階段が... 長く続きます。 登りきった、やっと第58番仙遊寺〜!! お参り完了、ありがとうございました。納経所のかたが、「国分寺へは来た道を下ります、車道でも歩道でも距離はあまり変わらないです」と教えてくださいました。ありがとうございます。 さあ、山を下ります、国分寺への指示に従って。 今治の街並みがまた近づいてきます。 深い森の中をひたすら歩きます。 今度は竹やぶだ。 舗装された道に出ました。 静かな住宅街に出ます。 雲一つない、いい天気。時刻はまだ11:30です。 道ばたには咲き乱れる花。 国分寺は着々と近づいています。 道ばたには猫。 「四国のみち」標識に、何度助けられたことか...感謝。 ここを左折とな、よーし行ってみよう。 朝から何も食べておらず、そろそろおなかが減ってきました、店はないかなと探しながら歩きます。 いい感じのパン屋さんがあるも、すみません、またの機会に。(ここの自動販売機で麦茶を買いました) 大きな道に出て見つけた、ラーメン「豚太郎」に決め、入店。みそラーメン&餃子の美味しかったことといったら!! ありがとうございます。スープまで全部完食。(笑) 腹ごしらえ完了、さあ歩き始めます。 国分寺まであと少しです。 県道156号を歩き続け... ここを入れとな。 到着、第59番国分寺です。 「南無大師遍照金剛」の赤い旗が迎えてくれました。納経時、第60番横峰寺への道の途中に宿はありそうか伺ったところ、「宿は壬生川(にゅうがわ)付近に多くあります」と教えてくださいました。ありがとうございます。「ほら、あそこに見えるあれが石鎚山、あの中腹に60番があります、どんどん近づいていきます」とも。頑張ろう。 お寺のそばには、「タオルの里 五十九楽館」。さすがタオル生産で名高い今治市です。 県道156号をひたすら歩きます。目標は壬生川駅、頑張ろう。 ちょっとだけ鯉のぼりが見えます。 建設中の橋です。 指示通りまっすぐ進みます。 古い民家のそばを歩きゆく。 県道156号と県道38号との合流地点です。 更に、国道196号に合流します。 春のお遍路は、花が美しい!! 国道196号をひたすら歩く。 「孫兵工作」なる、不思議な名前のバス停あり。 医王池のそばを歩く。 「瀬戸内東予 休暇村」。まだまだ歩く。 急な下り坂の向こうには... 燧灘です。 砂浜もあります。きれいな色の海...。 まっすぐに伸びる道、向こうに見えるは四国山脈。第60番横峰寺もあの四国山脈の山麓にあるのです。 デイリーストアでお手洗いお借りしペットボトル2本(水とお茶)購入、ありがとうございます。 川が干上がっています...。 水田のそばに建つ家、何だか夏も涼しそうでいいなぁ。(笑) 広い水田です。 その水田に映った影法師。 この川は干上がってはいませんでした。 時刻は16:08、そう考えると歩き始めてもう13時間もたっている。足首と足の甲が少し痛い...。壬生川で宿をとってゆっくり休もう。 もしかすると、内子から大寶寺・岩屋寺へと歩いたあの55[km/day]に迫る距離になるかも...という思いが頭をよぎります。 ファミリーロード三津屋本通り、まだ歩き続けます。 あの交差点を右折すると壬生川駅だ! 交差点まで来ました。よーし、目印の写真を撮ったうえで今日はここまでとしよう。 真っ赤な、「愛媛銀行」看板。明日はここから再開です。 壬生川駅前の、ビジネスホテル田中屋さん。フロントで直接空き状況を問い合わせ、泊まれるということで即決。洗濯をしようかと思ったらホテルでやってくださるとのこと、お言葉に甘えることにしました。ありがとうございます。それにしても長く歩きました、推定53[km]...確かに、内子から大寶寺・岩屋寺へ歩いた55[km]に匹敵する距離でした。少し歩いたところにあるファミリーマートにて、チキンやサラダを買い込んだのちホテルに帰り、テレビにてNHKの瀬戸大橋の特集を見ながら一気に食べ、明日に備えて就寝。 |
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